「没入型」のプレゼンテーション空間で働き方の変化に対応 社員と来訪者の接点を生み出すオフィス

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年12月12日
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空間演出ソリューションを展開するイマーシブ(東京都渋谷区)は12月11日、ITソリューション企業のシイエヌエス(東京都品川区)の新オフィスに自社の映像ソリューションを導入したと発表した。

導入されたのは、没入型プレゼンテーション空間を構築する映像システム「Immersive Engine」と、高コントラスト塗料「Immersive Magic Wall」の2つである。

出社を前提としない柔軟な働き方が広がる中、シイエヌエスでは、社員と来訪者双方にとって「集まりたくなる」場を目指し、映像没入感・操作性・空間統合性に優れたシステムの採用に至った。

「集まりたくなるオフィス」を目指した空間設計

柔軟な働き方が定着するなかで、オフィスの存在意義が問い直されている。シイエヌエスは、社員同士の自発的な交流と、顧客への効果的な価値訴求の両立をはかる空間設計を進めた。

シイエヌエスでは、ITインフラからクラウド、セキュリティまでを網羅するサービスを提供しながら、出社を必須としない柔軟な業務体制を採用している。このような背景から、社員のエンゲージメントをどう高めるかが課題となっていた。

新オフィスの設計では、社員が「自ら足を運びたくなる場所」を作ることを重視。従来の業務空間とは異なる、参加意欲を引き出す設計思想が求められた。

顧客対応空間としての刷新ニーズ

加えて、営業・コンサルティング部門の本格稼働に伴い、顧客へのプレゼンテーション機会が増加。明るいオフィス環境において、一般的なプロジェクターでは視認性や演出力に限界があったという。

こうした要件に応える形で、会議やプレゼンの場に「体験」としての説得力を持たせる空間演出が求められ、イマーシブのソリューション導入が検討された。

導入の決め手は「没入感・操作性・拡張性」

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