物流の「相手探し」をDXで解決 AGCら推進の共同輸送マッチングサービス、国交大臣賞を受賞

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年02月16日

AGC(東京都千代田区)が分科会リーダーを務める一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)とtraevo(東京都港区)は2月13日、物流DXによる共同輸送データベース構築の取り組みが、第8回日本オープンイノベーション大賞「国土交通大臣賞」を受賞したと発表した。

日本オープンイノベーション大賞は、組織の枠を超えた協働により、社会課題解決や価値創出に取り組む優れた事例を称える制度。その一つである「国土交通大臣賞」は、国土交通分野における科学技術振興の視点から顕著な取り組みに授与される。

「輸送力不足」解決に向けた共同輸送の取り組みが評価

今回受賞した「共同輸送」とは、複数の企業や団体が協力して、貨物や商品をまとめて輸送すること、および往復の配送を異なる荷主にて行うことを指す。

この取り組みの背景には、輸送能力不足という物流業界の課題がある。共同輸送が必要不可欠となるなか、共同輸送の相手先の探索や荷主間の条件調整に膨大な労力を要していたという。

こうした状況を踏まえ、AGCは共同輸送の相手先を効率的に探索、マッチングするデータベースサービス「traevo noWa」の構築を主導してきた。

同取り組みが物流業界の高いニーズに応えている点に加え、多数の企業間連携を成立させた実績が社会的な評価を着実に獲得してきたことが、今回の「国土交通大臣賞」につながった。

2月9日に開催された授賞式のようす(同社出席者は左から2番目より3人)

共同輸配送を促進するマッチングサービス「traevo noWa」とは

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