8割以上が更年期の辛さを「隠れ我慢」で仕事にも悪影響 企業にできる対策・支援とは?

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年10月19日
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ツムラ(東京都港区)は10月18日、20歳代から60歳代の男女600人を対象とした更年期に関する調査結果を発表した。

毎年10月18日は、更年期の健康にかかわる情報を全世界に提供する日として「世界メノポーズデー」に定められている。日本では10月18日から24日までの1週間を「メノポーズ週間」とし、企業でも、更年期をテーマとした全社員参加の研修を実施するなど、更年期に悩む人への支援や認知拡大に向けた取り組みが行われている。同社の調査も、その一環として実施されたもの。

更年期の症状、仕事にも悪影響 85%が日常的に「隠れ我慢」

調査では、現在、更年期の症状を自覚している男女各100人に対し、更年期症状で辛いことを我慢し普段通りに振舞う、いわゆる「隠れ我慢」をすることがあるかを聞いた。

その結果、「頻繁にある」は36.0%(男女とも同じ割合)、「時々ある」は49.0%((男女とも同じ割合)だった。男女の85%の人が、辛さを我慢して仕事をしたり、日常生活を過ごしていることがわかった。

更年期症状による「隠れ我慢」の実態
更年期症状による「隠れ我慢」の実態

更年期症状・障がいは仕事のパフォーマンスに悪影響を及ぼすという調査結果も

10月18日にNTTデータ経営研究所(東京都千代田区)が発表した「働く男女の更年期症状に関する意識調査」結果によると、更年期症状・障がいは仕事のパフォーマンスに悪影響を及ぼしていることも明らかになった。

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