管理職のマネジメント技術こそリスキリングを チームの労働生産性に差異、リクルート調査
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年10月18日

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リクルート(東京都千代田区)が10月17日、人事担当者に、企業の人材マネジメントに関する調査を実施。約4割の企業が、管理職の制度の変更や、従来のやり方を見直す必要性を感じていることがわかった。
労働生産性を向上させる、管理職のマネジメント行動とは
管理職・ミドルマネジメントにおける、具体的な取り組みや課題などを分析。管理職のマネジメントの取り組み次第で、労働生産性に差がつくことを明らかにした。
同調査では、組織内での管理職の役割、機能をよりわかりやすくするために、管理職のマネジメント行動の項目を、3つのカテゴリに分類。すると全てにおいて「取り組んでいる群」は、「3年前と比較して、労働生産性が向上した」と感じている割合が「取り組んでいない群」より高く、15ポイント以上の差がついた。
1.目標設定と業務のデザイン
管理職がどのようにして従業員の目標を明確に設定し、それを達成させつつ、成長と学びを促進できるような業務設計を行っているか
- 管理職は、従業員の自発的な目標を尊重し、なるべく挑戦的な仕事を任せるようにしている
- 管理職は、従業員にとって、やりがいのある目標を設定している
- 管理職は、従業員にとって新しい学びや挑戦要素が含まれるように仕事をデザインしている
- 管理職は、従業員の強みが発揮されるような仕事をアサインしている
- 管理職は、仕事を任せる際、達成水準とともにその仕事の組織にとっての意義・重要性および本人の成長にとっての意義・重要性を説明している
- 管理職は、仕事に関して十分な権限委譲を行い、仕事の進め方や工夫を部下に任せている

2.成長支援とフィードバック
管理職がどのようにして、従業員の専門的なスキルアップやキャリアを支援しているか
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