若手社員の7割が「静かな退職」に共感 副業と両立し昇進志向が低下、職場マネジメントの課題とは

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年08月04日
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パーソルイノベーション(東京都港区)は7月31日、キャリアアップや昇進を目指さず、必要最低限の業務のみを行う「静かな退職」と副業に関する意識調査の結果を公表した。調査では、20~49歳の会社員の約7割が「静かな退職」に共感を示しており、背景にはワークライフバランスを重視する志向や、昇進への関心低下があることが明らかになった。

7割が静かな退職に共感 若手社員で顕著

調査によると、「静かな退職」という考え方に対し、「非常に共感する」と回答した人は26.2%、「やや共感する」は46.5%だった。これを合わせると72.7%となり、多くの会社員がこの価値観に理解を示していることがわかる。

20〜49歳会社員の約7割が「静かな退職」に共感
20〜49歳会社員の約7割が「静かな退職」に共感(※画像クリックで拡大)

特に、新卒入社後3~5年未満の層では、実に89.5%が「共感する」と回答しており、若手社員の間でこの傾向が顕著である。

ワーク・ライフ・バランス重視、昇進意欲の低下が背景

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