中央日土地が、オフィス一部フロアを刷新 コミュニケーションを加速するワークスペースを提案

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年09月27日
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中央日本土地建物グループ(東京都千代田区)は9月26日、子会社の中央日本土地建物(東京都千代田区)が、東京・虎ノ門にある自社ビルの一部フロアを改装し、新コンセプトのセットアップオフィスと、今後のオフィスの在り方を研究する施設(R&D拠点)を開設すると発表した。

内装付きオフィスとして貸し出すセットアップオフィスでは、コミュニケーションの活性化を重視し、多彩なソフトコンテンツ・サービスを提供する。

R&D拠点の名称は「NAKANIWA(ナカニワ)」。ここでは、ワークスペース・人・環境の3つの軸の下、オフィスの新たな付加価値を開発・検証を行う。

17のエレメントを活用、多彩なコミュニケーションを生み出すオフィス

8階に設けられるセットアップオフィスのコンセプトは、多彩なコミュニケーションを生み出すことを表す「カラフルコミュニケーション」。

17のエレメント(空間・ツール)を活用し、入居後、速やかにオフィスを利用するためのソフトコンテンツ・サービスの提供だけではなく、企業やここで働くオフィスワーカーのパフォーマンスの最大化を目指す。

新オフィスは、人工芝とクッションを配したコーナーや、自由に配置を変えることのできるデスクなど、出社する人数に応じてフレキシブルに働くことができる仕様を基本とし、共用スペース内のラウンジには、テーブル・椅子のほか、木製の階段状スペースやベンチ、コーヒーカウンター、キッチンスペースも設置する。

即入居可能・即解約可能・入退去費用抑制という一般的なセットアップオフィス機能だけでなく、ワーカー同士のコミュニケーションを促進するさまざまな仕掛けが施されている。なおオフィスは、入居企業の意見を踏まえながら、継続的にブラッシュアップしていく。

新オフィスを構成するエレメントの一例 (左)靴を脱いで寛げる畳の小上がりと/(右)交流がはかれるカジュアルな雰囲気のエントランス
新オフィスを構成するエレメントの一例 (左)靴を脱いで寛げる畳の小上がりと/(右)交流がはかれるカジュアルな雰囲気のエントランス

オフィスを4つにゾーニング、オフィスワーカーは働き方や気分に合わせて使い分けできる

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