経理の3人に1人、法人カードで「従業員の不正利用」の経験あり 法人間決済で「ヒヤリ」7割
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年07月21日

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UPSIDER(東京都港区)は7月19日、法人間決済に関する不安や実体験について、経理担当者などに実施したアンケート調査の結果を公表した。調査結果によれば、経理担当者の3人に1人が、社員が法人カードと個人のクレジットカードを間違えるなどの「うっかり」も含む不正利用の経験があることがわかった。
経理の7割が法人間決済で「ヒヤリ」を経験
調査では「法人間の決済でヒヤッとした経験があるかどうか」について、経理担当者の約7割が「ある」と回答。経理担当以外の回答者は「ある」と「ない」がほぼ同数の回答となった。

「ヒヤッとした経験」をさらに詳しく聞いたところ、「把握していないサービスの請求が届いた」(33.2%)が最も多く、次いで「法人カードと個人のクレジットカードを間違えて、プライベートで利用された」(32.8%)「支払い期限が過ぎた請求書を連携された」(32.5%)の順だった。社員による法人カードと個人のクレジットカードの間違えだけでなく、経理担当者以外で対応すべき
同社は「法人カードと個人のクレジットカードの取り違えは、利用者の意識付けだけではなく、利用先や利用可能な金額や期間などを制限できる法人カードを選ぶことで防止できる。カードの決済情報をリアルタイムで確認できる法人カードを選ぶことも重要だ」としている。
9割が「業務には法人カードを利用したい」
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