スシローなど外食チェーンが今年も一斉休業を実施、環境改善の一環 高島屋は正月営業日を見直し

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年04月16日
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FOOD & LIFE COMPANIES(大阪府吹田市)は4月12日、働き方改革の一環として実施している運営店舗の一斉休業を今年も実施すると発表した。

飲食店の一斉休業日導入 他社チェーンも追随

対象店舗は、子会社のあきんどスシロー(同)が運営する日本国内のスシロー全店639店舗。一斉休業日は5月14、15日の2日間。

FOOD & LIFE COMPANIESでは2019年から、社員や従業員の「より働きやすい環境づくり」を目的に、スシローの一斉休業を実施しており、今回で6年目となる。この取り組みは社員や従業員だけではなく、家族からも高い反響があるという。

外食チェーンのほか、百貨店でも休暇取得進む

近年、企業の間では、就労環境の改善を目的に、社員の休暇取得を積極的に推進する動きが広がっている。

首都圏を中心に「味の民芸」「和食麺処サガミ」などの外食チェーンを展開するサガミホールディングス(愛知県名古屋市)と、しゃぶしゃぶ・焼肉・和食レストランなどを展開する木曽路(同)はスシロー同様、グループ店舗の一斉休業を実施する。実施日は、サガミグループが5月1日、木曽路が5月7、8日の2日間。なお、両社とも一斉休業を継続的に実施している企業だ。

高島屋(大阪府大阪市)は4月12日、2025年の正月営業について、1月1、2日の両日を原則休業日に設定する方針を決定した。新たに1月2日も休業日を設定することで、従業員のモチベーション・生産性向上につなげる。

多様な人財が活躍できる環境づくりに向けた取り組みを実施

FOOD & LIFE COMPANIESでは、より多くの多様な人財が活躍できる環境づくりとして、一斉休業の実施以外にも、さまざまな仕組みや制度を導入している。

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