資格の取り方・活かし方〜実践的キャリアアップのノウハウ 第1回 「資格について」
皆さん、資格を持っていますか? そしてそれを活用していますか?
資格は、それを社会の中で活用してこそ取る意義があります。つまり「○○をしたいから」「○○になるために」という夢を叶えるために資格を取る必要があるのです。
社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント等、12の資格を持って幅広く仕事をしている筆者が、様々な資格について紹介していきます。
資格の種類
【1】国家資格
弁護士、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、看護士等
【2】公的資格
財団法人や社団法人、日本商工会議所等が試験を行い、社会的に認知度が高い資格
簿記、産業カウンセラー、ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー等
【3】民間資格
民間企業やNPO法人、各種団体が試験を行い、認定する資格
コーチ、各種カウンセラー&セラピスト、○○アドバイザー、ソムリエ等
このように種類は大きく3つに分かれますが、狙い目は公的資格―特に日本商工会議所の資格です。なぜなら、専門学校に通う必要もなく、独学で十分合格が可能だからです。
民間資格選びの注意点
民間には様々な資格があります。基準は独自に決められていて、レベルもまちまち。また、社会的に認知度が低くて、せっかく取ったのに使えないという資格もあります。
資格を有意義に活用するために、民間資格を取る場合は下記のような注意が必要です。
・資格を認定する団体が社会的に信頼されているところか
・試験状況等が公開されているか
・不当に費用がかかっていないか
・国家、公的資格と同じような紛らわしい名称や団体名を使っていないか
・お金を払うだけでとれる簡単な資格は避ける
・誇大広告や得点に惑わされない
さあ、資格取得に向かってレッツゴー!
資格は、会社や社会が個人の能力を客観的に測ることができるものです。
いくら本を読んで勉強をして「私が社会保険に詳しい」と言っても、よくわからないのが現状です。しかし、社会保険労務士の資格を持っているといえば、社会保険の分野が得意不得意に関わらず専門家と認識されます。
どうせその分野の専門書を読んで勉強をするのであれば、資格を取得してみませんか? 基本は専門学校に行くのではなく、独学です。
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