国交省、「自転車通勤推進企業宣言プロジェクト」で優良企業を新認定 自転車通勤の浸透はかる
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年05月27日

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国土交通省は5月24日、2024年度「自転車通勤推進企業宣言プロジェクト」の優良企業を認定したと発表した。今年度は、あさひ(大阪府大阪市)とクリオシティ(神奈川県横浜市)が優良企業に選ばれた。
自転車通勤に関する企業独自の取り組みを評価
同プロジェクトは、企業活動における自転車通勤や業務利用の拡大を目的に創設されたもの。自転車活用推進本部長(国土交通大臣)が「優良企業(年1回)」「宣言企業(随時)」を認定し、自転車通勤に関する各者の取り組みを広く発信している。
優良企業に認定されるには、まず宣言企業となることが条件となる。宣言企業の要件は、従業員用駐輪場を確保、交通安全教育を年1回実施、自転車損害賠償責任保険への加入を義務化、の3項目全てを満たすこと。
宣言企業に認定されると、自転車関連団体らでつくる自転車活用推進官民連携協議会のウェブサイト上で、自転車通勤を推進する企業・団体として企業や団体名が紹介されるほか、自社のウェブサイトや名刺などに宣言企業の認定ロゴマークが使用できる。さらに、優良企業は国土交通大臣から表彰を受ける。
優良企業には、独自の積極的な取り組みの実践が求められる
優良企業の要件としては、自転車通勤を行う従業員が100人以上(または全従業員数の2割以上)を占め、以下の1項目以上を満たし、かつ独自の積極的な取り組みを行っていることが求められる。
- 自転車で通勤する従業員の定期的な点検整備を義務化
- 自転車で通勤する従業員の自転車盗難対策の義務化
- 自転車通勤時のヘルメット着用の義務化
- その他、自転車通勤を推進する先進的な取り組み
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