営業職女性が直面する「5つの壁」の実態とは 電通など6社が共創、ホワイトペーパーを公開
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年12月11日
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ENEOS(東京都千代田区)、電通(東京都港区)、日本航空(東京都品川区)、日本マクドナルド(東京都新宿区)、富士フイルムホールディングス(東京都港区)、三井不動産(東京都中央区)の6社は12月10日、営業職の女性が職場で直面する課題や、それに対する解決策をまとめたホワイトペーパー「働きやすさNEXTプロジェクト FOR THE NEXT 2025」を公開した。
同資料は、実際に営業職として働く女性の声を起点に、性別や役職を問わず多様な立場の社員が参加した全4回のワークショップを通じて、課題と施策を議論・抽出したもの。女性活躍推進に向けた共通課題と、各社の特性に応じた具体的なアクションアイデアが整理されている。
また6社は、より多くの人が働きやすさを実感できる職場環境の実現に向け、「働きやすさNEXT」というメッセージを掲げた取り組みの方向性も打ち出している。
プロジェクトでは、参加者の議論を通じて、特に重要度・優先度が高いとされた以下の5つの課題が明らかになった。
- 仕事と育児の両立
- 過度な配慮
- 世代間の価値観や意識のずれ
- ライフプランとキャリアの板挟み
- 女性活躍推進手段の目的化
プロジェクトの狙いと背景
「働きやすさNEXTプロジェクト」は、営業部門における働きづらさの構造的要因を可視化し、解決のためのアプローチを検討することを目的に実施された。
プロジェクトでは、以下の3つの視点を重視している。
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