新入社員が1日3回以上歯磨きを習慣化し、8割がデンタルフロス利用 ライオンの取り組みを紹介
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年12月23日

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ライオン(東京都台東区)は12月19日、新入社員向けにオーラルヘルスケア研修と働き掛けによる継続的なアプローチを実施した結果、社員の約8割でデンタルフロスの習慣が定着したという成果を発表した。
専門家を招いた研修のほか、2か月後にはデンタルフロスを追加配布
同社では、職域における歯と口の健康教育の一環として、従業員に対し、定期的なオーラルヘルスケアに関する研修や実践の働き掛けを行っている。新入社員に関しては毎年、研修や製品配付に加え、ケア意識が高まったタイミングで行動変容につなげられるよう独自施策を展開している。
2024年は、歯科衛生士による歯に関する基礎的なレクチャーやマーケティング担当による歯みがきやデンタルフロスなどの習慣づくりの講義を行う研修とともに、研修後のアプローチとして、2か月後にデンタルフロスと啓発リーフレットを追加配付した。
その結果、新入社員における平日の1日3回以上の歯みがき実施率は、研修前の34%から研修1か月後では92%に増加、9割以上の新入社員が1日3回以上歯みがきを実施するようになった。
歯みがき1日3回以上実施率 | ||
---|---|---|
研修前 | 研修1か月後 | |
2021年(n=84) | 49% | 76% |
2022年(n=77) | 31% | 78% |
2023年(n=65) | 60% | 97% |
2024年(n=71) | 34% | 92% |
デンタルフロスの週1回以上の使用率は、研修前の46%から研修1か月後では58%まで増加。さらに、洗口剤の週1回以上の使用率は、研修前の21%から研修1か月後では56%まで増加した。
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