冬場の換気はCO2濃度1000ppm以下に 旭化成と千代田区、CO2センサー活用で飲食店を支援
月刊総務 編集部
最終更新日:
2021年12月08日
旭化成(東京都千代田区)と東京都千代田区は12月15日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目指し、千代田区が独自に認証している「千代田区新しい日常店」に旭化成のCO2センサーを配布し、店舗の換気管理を推進する取り組みについて連携協定を締結する。
冬場の換気はCO2濃度1000ppm以下を目安に
厚生労働省では、新型コロナウイルス感染症のリスク要因の一つとして「換気の悪い密閉空間」を挙げており、商業施設や飲食店などに、下記の推奨される換気方法により改善を促している。
1. 窓の開放による方法
換気機能を持つ冷暖房設備や機械換気設備が設置されていない、または換気量が十分でない商業施設等は、下記に留意して、窓を開けて換気する(※冷暖房設備本体に屋内空気の取り入れ口がある場合、室内の空気を循環させるだけで、外気の取り入れ機能はないことに注意)。
- 居室の温度および相対湿度を18℃以上かつ40%以上に維持できる範囲内で、暖房器具を使用しながら、一方向の窓を常時開けて、連続的に換気を行うこと(※加湿器を併用することも有効)。
- 居室の温度および相対湿度を18℃以上かつ40%以上に維持しようとすると、窓を十分に開けられない場合は、窓からの換気と併せて、可搬式の空気清浄機を併用すること。
窓開け換気による室温変化を抑えるポイント
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