建設事務職社員が自らDXを推進、15時間の作業をゼロに 同業他社を巻き込み勉強会も開催
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年08月25日

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三和建設(大阪市淀川区)は8月24日、自社の社員が15時間かかっていた業務をゼロに改善するシステムを独自開発し、他社を巻き込んだ勉強会を立ち上げている事例を公表した。
子育て10年のブランクを経て入社 課題洗い出しで事務作業をDX化
担当したのは江畑 早苗氏。元々プログラマーとしてソフトウェア開発会社で働いていたが、育児による10年間のブランクを経て、2016年2月から三和建設の作業所事務のパートタイマーとして働き始め、その後、社員として正式に入社した。

江畑氏が入社した当時の三和建設のバックオフィスは、RPAの導入などDXが進んでいるとはいえ、建設現場の事務作業は「紙ベース」の作業も多く、ほぼ手付かずの状態だった。
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