津軽弁など5方言・6言語でラジオ体操をYouTube化して公開、現場の活性化に貢献 東急建設

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年12月21日
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東急建設(東京都渋谷区)は12月20日、建築現場の労働災害ゼロを目指し制作・公開した「ラジオ体操」 動画が、公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会主催の「PRアワードグランプリ 2023」において、ブロンズ賞を受賞したと発表した。

事故のない現場の実現に向けて、多方言・多言語対応のラジオ体操を活用

「ラジオ体操 第バ(第1×ダイバーシティ)」は、方言や外国語のナレーションによるラジオ体操。始業時の朝の慣習となっているラジオ体操を、多様な就業者が働く建設現場におけるコミュニケーション活性化のきっかけとし、お互いが気軽に声を掛けやすい雰囲気づくりをするのが狙いだ。

バリエーションは全12パターン。日本の5つの方言(標準語・東北弁・名古屋弁・大阪弁・博多弁)と、6つの言語(英語・中国語(広東語&北京語)・タイ語・インドネシア語・ミャンマー語・ベトナム語)バージョンがある。

2020年3月の公開以降、朝一番のコミュニケーションとして、同社の建設現場だけでなく、さまざまな現場で利用されている。

全言語をミックスした東急建設関係者出演のプロモーション版も公開中
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厚生労働省の労働災害発生状況(2018年)によると、建設業における労働災害は減少傾向にあるものの、全産業に占める割合は死傷者の約12%、死亡災害は34%と、他産業と比べて依然として高い水準にある。

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