「女性育成プログラム」が奏功し女性管理職比率が増加、2027年度には8%目指す 大東建託
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年05月07日

アクセスランキング
大東建託(東京都港区)は4月30日、同社において過去最高の女性管理職比率を達成したことを発表。比率向上に寄与した「女性育成プログラム」など、具体的な取り組みについて明らかにした。
昇格予定者の不安解消サポートや昇進後のアフターフォローを新たに実施
同プログラムは、資質のある女性を見つけ出し、計画的に育成して引き上げるというアプローチ手法が特徴。2021年10年に導入した第1期を経て、女性管理職の割合は6.5%(2024年4月時点)にアップ。5年前(3.8%)と比べて2倍近く増えた。
4月より始動した「第2期女性育成プログラム」では、新たに「育成対象者マンツーマンサポート」と「昇進後アフターフォロー」を導入。第1期で実施した「クオータ制」や「女性活躍推進委員会の設置」「上司向け研修」なども継続する。
育成対象者マンツーマンサポート
これから管理職になる予定の女性社員の不安解消のため、同職種の女性管理職がメンターとなり、マンツーマンでサポートする。サポートを希望する翌期昇格予定者が対象となる。
昇進後アフターフォロー
昇進後の孤独感や不安などを解消するため、昇進後6か月が経過した女性管理職を対象に、ダイバーシティ推進部が個別にヒアリングを実施する。フォローが不要になるまで継続する。

業界でいち早く導入したクオータ制や女性活躍推進委員会の活動などが功を奏す
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。