日本の職場「ここがヘン」言葉だけじゃない違和感 外国人社員を対象にヒアリング調査を実施

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年09月05日
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オリジネーター(東京都渋谷区)は9月5日、日本で働く外国人社員を対象にし、職場での日本語コミュニケーションのヒアリング調査の結果を公表した。

メールの言い回しや「ハンコ」 高学歴外国人社員も困惑する、日本特有の商習慣や社内ルール

ヒアリング調査は日本で働く入社1~2年目の外国人社員を対象に、座談会形式(オンライン)で行われた。参加したのは日本の大学院を卒業し、製造業の技術職で働く25歳の中国出身の男性、日本の大学を卒業し、製造業の技術職で働く25歳のインドネシア出身男性、母国の大学を卒業し、製造業の技術職で働く32歳のベトナム出身の女性、日本の大学院を卒業し、情報通信業の総合職で働く28歳のタイ出身の女性の4人。

「日本語だけの問題じゃない!?日本の職場のギモン」というテーマでは、日本の商習慣に対して疑問の声が挙がった。

外国人として日本企業で働いて、苦労した点・困った点(同社実施の第2回日本で働く外国人社員アンケート調査結果より)
外国人として日本企業で働いて、苦労した点・困った点(同社実施の第2回日本で働く外国人社員アンケート調査結果より)

タイ出身の女性は「メールが無駄に長い。イエスかノーかはっきりいわず遠回しないい方なので、最後まで読まなければわからない文章が多い」と指摘。具体例として、「『していただければ幸い』は『してくれれば、私はうれしい』という意味なので、『じゃあ、やらなくてもいいのかな?』と最初は勘違いした」とコメントした。

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