「はばたく中小企業300社」選定 国内シェア80%、醸造機械メーカーが推進する人材投資の事例
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年05月29日
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中小企業庁は5月28日、経済社会構造の変化に対応して事業変革や新規事業に挑戦する中小企業を「はばたく中小企業・小規模事業者300社」として選定した。選定分野は「成長戦略・生産性向上」「海外展開」「GX」「DX」「人への投資・環境整備」の5つである。
このうち人への投資・環境整備分野では、独自の経営方針で多様な人材の育成や環境整備を行うフジワラテクノアート(岡山県岡山市)が選ばれた。同分野で選定された国内シェア80%を誇る醸造機械メーカーの事例を中心に、その具体的な取り組み内容が公表されている。
中小企業庁が事業変革や新規事業に挑戦する優れた300社を選定
中小企業庁が選定した300社は、地域経済や日本経済の成長への貢献が期待される企業である。外部有識者による審査を経て、優れた取り組みを行う企業が各分野から選出された。5つの重点分野における主な受賞企業は以下の通り。
成長戦略・生産性向上分野:広陵化学工業(奈良県広陵町)
独自の射出成形技術を核に医療機器と食品関連の2軸経営を確立し、検体採取用スワブを完全国産化
海外展開分野:HAKKI GROUP(東京都港区)
独自の信用スコアリング技術を活用し、新興国のギグワーカー向け車両ローンを提供して市場を拡大
GX分野:常磐植物化学研究所(千葉県佐倉市)
植物からの成分抽出技術を軸に機能性表示食品素材を展開し、抽出残渣の100%再資源化などを実践
DX分野:舞台ファーム(宮城県仙台市)
ノーコードアプリを用いて栽培計画シミュレーション機能を自社構築し、製造歩留まり20%改善を実現
人への投資・環境整備分野:フジワラテクノアート
博士号取得の奨励やデジタル人材の育成、技術伝承システムの構築を進めている
「人への投資」分野で選ばれた国内シェア8割を誇る醸造機械メーカー
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