5月病の兆候は不眠や体の不調、肌トラブルから 企業に求められる早期発見と受診促進
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年04月17日
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新年度を迎え、職場環境が大きく変わるこの時期に、報告され始めるのがいわゆる「5月病」だ。近年、5月病の症状が多様化しているとの指摘がある。
ヘルスケアテクノロジーズ(東京都港区)と医療法人社団鉄結会(東京都渋谷区)がそれぞれ公表した調査データによると、5月病の兆候は心理的な不調にとどまらず、不眠や体の変調、肌トラブルにまで及んでいる。
これらの症状は、本人が「一時的な不調」と捉えて見過ごすケースも多く、企業側が把握しにくい点に特徴があるという。
心理的不調から不眠・体の不調へ変化
ヘルスケアテクノロジーズはこのほど、ヘルスケアアプリ「HELPO」に寄せられた相談データの分析結果を公表した。
2024年5月は「やる気が出ない」などの心理的な不調が相談の上位を占めていたが、2025年の同時期では「不眠」や「体の不調」といった、自律神経の乱れを示す症状が上位に入った。分析では、メンタル不調が心理的要素から身体の不調へと変化している可能性が示唆されるとしている。

異動・転職など環境変化に関連する相談は、3〜5月にかけてが最も高く、ほかの月の約6倍に達する。また、メンタル関連相談の月別割合で見ると、10月、9月、5月の順に多く、メンタル不調は秋にピークを迎えることがわかった。
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