内定式と運動会を同時開催 会社の「ありのまま」を見せ、内定者との相互理解を深める取り組み
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年09月25日

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不動産事業などを手掛けるウィル(兵庫県宝塚市)は9月24日、内定式で恒例の運動会を2025年も開催すると発表した。「全社員と交流できる場は、内定者にとってまたとない会社理解の機会」として、30年間続けている。
運動会は2026年4月入社予定の内定者と全社員が参加し、社内プロジェクトメンバーが企画や運営を担う。面接などでは見せ合うことのない、ありのままの姿を互いに見せることで、内定者が入社意欲を高め、会社との相互理解を深める機会になるとしている。
内定者は社員混合チームで競技、企業文化を体感
2025年の内定式は10月1日と2日にわたって実施する。1日目は内定者オリエンテーション後、社内行事である「四半期納会」に内定者も参加し、営業成績表彰の場に同席する。内定者向けにアレンジせず、成績、数字、順位といった現実や社員のようすを見せることで、入社後の具体的なイメージを持ってもらう狙いがある。
運動会は2日目に実施。今回は内定者42人を含む320人が、内定者・社員混合の24チームに分かれて優勝を目指す。運動会では全内定者をスライドで紹介し、内定者と社員の代表が一緒に選手宣誓。2024年の最終種目のスウェーデンリレーでは、内定者がヒーローになったという。

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