オフィスでイチゴ栽培、8割が「他部門の人との会話が増えた」 オカムラは導入1000社を目指す
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年09月06日

アクセスランキング
オカムラ(神奈川県横浜市)は9月5日、日本出版販売(東京都千代田区)と共同開発したオフィス向け体験型コミュニケーションパッケージ「City Farming(シティファーミング)with Okamura」のサービス提供を開始すると発表した。
同サービスは、社内でイチゴ栽培が行えるというもの。「イチゴのお世話を一緒にする」という共同体験を通じて、従業員同士・部門を越えたコミュニケーションの活性化を実現する。
共同体験の提供とともに、空間利用のコンサルも実施
両社が開発したサービスは、日販が運営中の、年間を通して毎日新鮮なイチゴが収穫できる植物工場を生活空間に提供するサービス「City Farming」と、オフィスに関するさまざまな提案を行ってきたオカムラの共同パッケージ。
オフィスへの「City Farming」の導入を起点に、オカムラは、企業ごとの空間に適したプロダクトや活用方法のコンサルティングを行い、導入後の効果の最大化に向けた運用のフォローやアップデート、メンテナンスまでトータルでサポートする。
オカムラのラボオフィスに試験導入し、効果を検証
「City Farming」はこれまでも、「TSUTAYA BOOK STORE下北沢」などの店舗や有料老人ホームといった、さまざまな施設に導入されているが、両社は、共同パッケージを開発するにあたり、オカムラのラボオフィス「CO-EN LABO」(東京都渋谷区)「CO-Dō LABO」(東京都港区)に試験導入し、効果を検証した。
「CO-EN LABO」の実証では、導入前後に社員アンケートを行い、以下の効果が確認された。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。