3か月で3000時間超の残業削減 個人のウェルビーイングにつながるパーソルHDのプロジェクト
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年02月06日
パーソルホールディングス(東京都港区)は2月5日、残業時間の削減を目的としたプロジェクトを実施したところ、社員1人で月平均3.7時間の残業時間を削減できたことを発表。プロジェクトが長時間労働に対する意識への変化に寄与したことを明らかにした。
参加者が主体的に取り組み、3か月間で3000時間超の残業時間を削減
同社はプロジェクト「YOHAKU(よはく)~さらば『○○』にくい~」を、DE&I推進の風土醸成施策として実施した。残業時間の削減によってできた時間を、個人のウェルビーイングにつながる時間に変えることが目的だという。長時間労働による「帰りにくい」「休みにくい」を取り除き、限られた時間の中でも仕事や趣味などを実現できることを目指し、体験型カタログギフトも用意した。
このプロジェクトには、希望社員313人が参加。3か月間実施した結果、前年度同時期と比べて3453.5時間、1人当たり3.7時間(月平均)の残業時間削減を実現できたとしている。
効果が出た要因として担当者は、施策の目的として「単なる残業削減」でなく、「個人の幸福度向上のため時間の捉え方&使い方を変える」と打ち出したことで、内発的動機に基づいて、主体的に時間削減に取り組めたことが大きい、と考えている。
期間中は各自の業務効率化方法をシェア、8割以上が長時間労働への意識変化
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