11月19日(いい育休の日)、九州のパパたちが実体験から結実させた「男性育休10か条」を提唱

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年11月20日
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ファザーリング・ジャパン九州(福岡市博多区)は11月19日、同日を「いい育休の日」として、男性の育休取得に向けた取り組みの一環で「男性育休10か条」を提唱すると発表した。

九州7県の父親、自治体、企業にインタビューを実施 育休ライフの体験をもとに作成

ファザーリング・ジャパン九州では、2024年4月から施行された改正育児・介護休業法をきっかけに、九州発で男性の産休・育休取得を推進するプロジェクトとして「産Q育Qプロジェクト」を開始した。

プロジェクトでは、これまでに九州7県の24人の父親、3つの自治体、企業3社にインタビューを実施。インタビューを通じて、多くの九州に住む父親が職場と家庭の間で悩み、工夫をしながら、それぞれの育休ライフを送ってきたことがわかってきた。

今回、提唱する「男性育休10か条」は、インタビューで得られた知見を基に、これから育休取得を検討する父親向けに作成した。

コミュニケーションや人生全体の話まで 「男性育休10か条」の全文

同団体が提唱した「男性育休10か条」は以下の通り。

1. 夫婦コミュニケーション

育休計画を立てるにあたって、夫婦は一丸となった運命共同体でありチーム。妻とのコミュニケーションを積極的に取り、妻の要望、希望を最大限かなえよう

2. 制度理解、学習

出産前から、近年拡充され続ける国の制度を十分学習、理解し、家族のライフに合った取得形態、取得時期を模索しよう

3. 資金計画

お金は大事。予想される所得を計算し、資金計画を事前に入念に立てよう

4. 職場調整

職場との調整は、早め早めがカギ。スムーズな育休への移行を達成しよう

5. 体力維持

乳幼児の育児は思い通りにいかず、体力勝負!健康的な生活を心がけ、体調管理を万全にしよう

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