今どき社員旅行がある会社は3割未満も、参加者の9割近くは次回も「参加したい」 民間調査
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年07月24日
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サーバーワークス(東京都新宿区)は7月23日、社員旅行についての調査結果を公表した。同調査は、全国の20歳以上の会社員550人を対象に実施。調査結果によると、社員旅行を行っている会社の割合は3割弱にとどまっている。
4人に1人が「時代遅れ」も、5人に1人は「リフレッシュできる」
社員旅行に対するイメージを聞いたところ、最も多かったのは「昔ながらの企業がやるもので、時代遅れ」(24.7%)だった。次に多かったのは「特にイメージはない」(20.2%)で、社員旅行に無関心であることがわかった。3番目に多いのは、「日常から離れてリフレッシュできる」(17.5%)で、ポジティブなイメージを持っている人も2割弱に上った。それ以下は、「強制されるもの」(11.6%)、「懇親、チームワークビルディングに役立つ」(9.8%)、「仕事のモチベーションが上がる」(9.1%)と続いた。
3割弱の勤務先で社員旅行が「ある」、うち9割は「任意参加」
現在勤務している会社で社員旅行があるか尋ねたところ、6割以上が「ない」(65.6%)と回答し、「ある」は28.4%だった。
社員旅行が「ある」と回答した人が勤務する企業を業種ごとに見た場合、社員旅行を実施している割合が最も高かったのは、「鉱業」の88.9%で、次に「宿泊業」の66.7%、「電気・ガス・熱供給・水道業」の57.1%、「農林水産業」の50.0%と続いた。逆に割合が低かったのは、「金融業・保険業」(10.7%)、「飲食業」(12.5%)、「情報通信業」(18.2%)だった。
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