「読まずに、心で感じる社史」で社員の当事者意識を育む オイシックス25年の歩みをアートで表現
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年11月05日
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オイシックス・ラ・大地(東京都品川区)は11月4日、創業25周年を迎えるにあたって、社史を「アート」で表現する取り組みを発表した。
アート作品の中には、同社の歴史を想起させる思い出の品やエピソードも展示。作品を見て周ることで25年の歴史を感じられるほか、これからの未来への課題を投げかける内容になっているという。
アートの「無限の可能性」をビジネスにも 社史をアートで表現
作品タイトルは「《25歳の地図》 〜美しい夢、果てしない坂〜THE MAP OF 25 -Beautiful Dreams, Endless Slopes-」。制作を手掛けたのは、現代アーティストの中﨑透氏。世界最大級の国際芸術祭である「大地の芸術祭」にも参加しているアーティストだ。
中﨑氏は、創業者や社員、生産者、顧客といったさまざまな立場の人から聞き取ったエピソードを基に、アートで同社の歩みを表現した。作品は、同社が本社を置くゲートシティ大崎内に展示される。
今回の取り組みの背景には、従業員に企業としての原点をあらためて共有するという狙いがある。
M&Aなどを経て事業規模を拡大し、同社の連結従業員数は4万人を超える。25周年という節目において、創業以来同社が大切にしてきた価値観や、企業としての姿勢を「読まずに、心で感じる社史」で、あらためて共有することが重要であると判断したという。
オイシックス・ラ・大地と「大地の芸術祭」の深い関わり
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