昭和型マネジメント、どう脱却する? 管理職に必要なのは「対話力のリスキリング」という民間調査
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年11月10日
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人材コンサルティングのジェイック(東京都千代田区)は11月9日、経営者・役員・人事担当者200人を対象に、「理想の管理職像」に関する調査を実施し、20年前と今とでは「求められる管理職像」に違いがあることを明らかにした。
20年間で上司に求められるコミュニケーションの質が変化、「説得」から「対話」へ
現在の管理職に、「対話」のコミュニケーションが必要かどうかを聞いたところ、「求められると思う」と回答した人の割合は53.0%で、20年前の管理職像と比べて21ポイント高くなった。
一方、「説得」のコミュニケーションが必要かどうかの質問では、「求められると思う」と答えた人の割合は22.5%で、20年前よりも4ポイント低くなった。
また、「変化に合わせて柔軟に自走させることが求められると思う」と答えた人の割合も、20年前と比べて29ポイント高くなっており、現在の管理職は、「対話」のコミュニケーションや変化に合わせた自走がより強く求められていることがわかった。
部下とのかかわり方や業務の進め方にも大きな変化
続いて、同調査では部下の管理・統制についても以下のような結果を得た。
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