5類移行後、御社はコロナ前の働き方に戻しますか? 企業規模や業種で差異、TDB調査
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年04月25日
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帝国データバンク(東京都港区)は4月24日、新型コロナ「5類」移行時の働き方の変化に関する実態調査の結果を発表した。新型コロナウイルス感染症の分類移行が実施された場合、約4割の企業がコロナ前に回帰する予定であると回答した一方、「コロナ前と異なる」と回答した企業も約4割存在したことを明らかにした。
「以前と変わらない生産性を確保できている」から「異なる」働き方を選択
新型コロナウイルス(新型コロナ)の感染症法上の分類が、「2類」から「5類」へ移行が実施された場合の働き方の変化について企業に聞いたところ、「新型コロナ前と同じ状態」にする企業の割合は39.1%だった。
また、約4社に1社は「新型コロナ前と2割程度異なる」と回答(22.5%)、「新型コロナ前と半分以上異なる」と回答した企業の割合(15.5%)と合わせると、およそ4割の企業は新型コロナ前と異なる働き方をする予定であることがわかった。「全く異なる(100%異なる)」と答えた企業も0.9%いる。
新型コロナ前と働き方を変える企業からは、「在宅勤務の環境が整い、以前と変わらない生産性を確保できているので、従業員を職場に戻す意味はない(靴卸売、東京都)」という声が挙がっている。
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