総務の引き出し(ICT)

私たちの身の回りにすでにあるIoBの企業における活用法

日本クラウドコンピューティング株式会社 代表執行役 ITコンサルタント 清水 圭一
最終更新日:
2021年08月19日
202109_032_ogp

初めに

IoBという言葉をご存じでしょうか。IoBは、Internet of Behavior、もしくはInternet of Bodies の略となります。米国のIT調査会社のガートナーは、このIoBを2021年の戦略的テクノロジートレンドとして捉えています。Internet of Behavior(Bodies)を直訳すると、行動インターネット、もしくは身体インターネットとなります。IoT(Internet of Things)の発展形で、私たちの体や行動がインターネットにつながるということです。

最近では、新型コロナウイルス感染症接触確認アプリであるCOCOAのように、われわれがいつ、どの場所で、誰と接触していたかという身体行動情報がクラウド上で収集され、そのデータを基に、さまざまな分析や対策が、利用者などにフィードバックされます。

ガートナーは2025年末までに、世界の人口の半分以上が少なくとも一つのIoBプログラム(商業または政府)の対象になると予測しています。企業活動の観点でも、これ以上ない破壊的なテクノロジーとなるため、企業は人間行動や傾向を把握しようとすることが予想され、今後、IoBの利便性を実感する場面は増えてくると思われます。今回は、IoBとは何か、そして企業におけるIoB活用法を総務の視点で解説したいと思います。

続きは「月刊総務プレミアム」をご契約の会員様のみお読みいただけます。

  • ・付加価値の高い有料記事が読み放題
  • ・当メディア主催の総務実務の勉強会や交流会などのイベントにご優待
  • ・「月刊総務デジタルマガジン」で本誌「月刊総務」も読み放題
  • ・本誌「月刊総務」も毎月1冊、ご登録いただいたご住所にお届け
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツも割引価格でご利用可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

関連記事

  • 「働きがいのある会社」トップ企業のハイブリッドワークの形 戦略総務を実現できるデバイスとは? PR
  • コスト削減だけじゃない! 働き方が変わり、コミュニケーションも生まれる「照明」のすごい効果 PR
  • 災害への備えは平時から。企業の防災担当者を強力にサポートする東京都のサービスとは PR

特別企画、サービス