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初めに
デジタルエクスペリエンス(デジタル体験、以下、DX)という言葉をさまざまなメディアで見聞きすることが多くなってきました。
DXとは、利用者(顧客、パートナー、従業員などの一連の関係者)と組織の間で、デジタルテクノロジーを用いた際に発生する相互作用のことを指します。
対取引先や対顧客に対してのDXについては、多くのメディアで語られていますので割愛しますが、今回は総務という観点でDXの活用方法を説明していきます。
DXはすでに浸透している
DXを理解するために、私たちにとってもはやなくてはならないサービスとなりつつある電子商取引サイトAmazonを例に挙げて解説していきたいと思います。
私たちがAmazonで書籍を購入する場合、AmazonのWebサイトにアクセスし、検索バーに購入予定の書籍のタイトルを入力します。すると、その書籍の商品ページが表示されます。実はその表示されている内容が、DXそのものなのです。
その商品ページには、書籍の価格や目次などの基本情報だけでなく、Amazonの倉庫の在庫システムと連携された在庫数量、Amazon以外のAmazonサイト内で出店しているほかの販売者の情報、口コミや関連書籍といった、その書籍に関するさまざまな情報が表示されます。
それでは、書店の実店舗で購入するとなるとどうなるでしょうか。
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