副業経験、半数以上が「本業にも好影響」「モチベーション上昇」と回答　パーソルキャリア調査

パーソルキャリア（東京都千代田区）は9月28日、副業をしている全国の会社員400人を対象に実施した「副業がもたらす仕事への意識変化に関する実態調査」の結果を公表した。

視野が広がる、転職を思いとどまる……副業で本業への取り組み方や考え方変わる

調査結果によると、副業をしている会社員の半数以上が「副業をすることで仕事のやりがいやモチベーションが上がった」と回答。さらに、半数以上が「本業に良い影響がある」と回答したほか、副業をする前に転職を考えていた3人に1人が「転職を思いとどまった」と回答するなど、本業への取り組み方や考え方が副業で変化していることが、調査から明らかになった。

「副業による仕事のやりがいやモチベーションの変化」については、やりがい・モチベーションのいずれかが「上がった」と回答した人は半数を超える57.0％だった。理由としては「新しい視点が生まれた・視野が広がった」（51.3％）、「役立つスキルや生産性の向上につながった」（39.9％）、「新たな成果を生み出せた」（39.5％）「経験が増えたことで自信がついた」などが上位に挙がった。