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会社のWeb担当になったら【Vol.4】Webを活性化するポイントは「社内を巻き込む」こと

2020年05月15日

 前回で競合企業のWebサイトを分析し、Vol.2で自社のWebサイトの現在地点を把握できたら、いろいろな問題が見えてきたのではないでしょうか。その問題たちは多様な性格を含んでいて、自分一人では解決できないことがほとんどだと思います。それらの問題を解決・改善し、Webサイトを活性化していくには、「社内を巻き込むこと」が一つのポイントになります。

■「営業」の仕事を理解する

 会社にとって、営業は「前に進む力」の主軸であり、ほかのどの部署よりも強力であるため、うまく巻き込むことができればとても心強い部署です。

 社内を巻き込みWebサイトを活性化するためには、何はともあれ「営業の仕事」をよく理解する必要があります。営業は、新規顧客の開拓や有効なリードの獲得だけを追って積極的に協力してくれるとは限りませんし、既存のお客さまや競合との関係に何かしらの影響がでることが予想される場合には消極的にもなってしまいます。

 そこでまずは、既存のお客さまのことや競合企業・製品について詳しい内容を教えてもらうことから始めましょう。理解が深まってくれば、お互いに力点がわかってきて建設的な意見交換ができるようになります。

■情報システム担当者を味方につけるには

 情報システム部やIT担当者は、Web担当者同様に「システムに詳しい」「理系」といった印象から、ネットワーク・基幹システム・PC・Web・社内サーバなど、何でも屋になっていて非常に忙しいという場合もあります。

 そんなIT担当者を味方につけるためのコツは「曖昧なコミュニケーションはしない」ように心掛けることです。また、相手の説明や質問の回答が理解できない場合は、素直に「わかりません」といいましょう。情報システムの担当者の説明がわからないのは大抵の場合、「用語がわからない」「『AがBだからC』と説明されても、なんでそうなのか? 論理が省略されていてわからない」のどちらか、あるいは両方です。

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 この「何が」わからないかをきちんと伝える と、きっと丁寧に説明してくれるようになると思います。回り道に見えるかもしれませんが、結果的にはそれが一番の近道です。

■マーケティング・販促との連携

 マーケティングや販促の担当者にとっては、イベントごとに合わせてタイムリーにWebを使えることが大事です。マーケティング・販促が、がんばってリードを獲得しても、営業が動いてくれないということも十分あり得ます。それは営業視点からすれば行動ロスややぶ蛇になる恐れが含まれているからなのです。

 そこでWebサイトのアクセス解析から、その判断材料にあたる閲覧履歴などの情報を取得して活用できるようにしましょう。たとえばWebサイト経由で問い合わせを受けたら、ユーザーを追跡してWebサイトにたどり着いた経路を調べたり、どんなページを閲覧したか情報提供できれば営業にとっても役に立ちます。

 ただし、個人データの扱いになるので管理については十分な注意を払う必要があります。
個人データの扱いについての法規制やユーザーの意識は日々変わっていくので総務部門 とも連携してアンテナを張り巡らせ理解を深めておきたいところです。詳しくは下記の記事をご参照ください。

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■経営者もユーザーの一人

 最後に、経営者もそのWebサイトのオーナーの一人であり、ユーザーの一人でもあります。創業者や現場経験豊富な社長、あるいは経営陣の視野の広さは、Webサイトの運営にも有益な情報となるはずです。当然上位の決済権を持っていますが、だからといって社長や経営陣に決定権を委ねてしまっては良くありません。ご自身の立場でどうやって使いたいかと意見を聞き、またどうやって使うか、ユーザーの一人として観察してみてください。意外と見落としていた部分が見つかることもあります。

藤木 啓
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