オフィス移転のトレンドは「ABW」 アイデア創出やチームの枠を超えた交流促進などの効果
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年10月03日
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近年、働く時間や場所を制約せず自由に選ぶワークスタイルABW(Activity Based Working)を取り入れたオフィスリニューアルを行う企業が増えている。
コミュニケーション活性化にABWを活用
大日本塗料(大阪府大阪市)は10月2日、「ABW×ヒトを集める仕掛け」というコンセプトの下、東京都大田区にある東京オフィスを、全面リニューアルしたと発表した。
同社の東京オフィスは、施設の老朽化だけでなく、組織間や社員同士のコミュニケーションが取りづらいという課題があった。
今回のリニューアルでは、「仕事をする環境は自分で選ぶ」という考え方に基づき、従来のオフィスのような全席固定を廃止。社員が業務の内容に応じて働く場所を自由に選ぶことで、組織の垣根を越えたワーカー同士の接点を増やし、イノベーションを発揮しやすくなる環境を整備した。
また、オフィス内にはユニークでカジュアルなリビングテイストを取り入れ、ワーカーの愛着心や満足度を向上させる空間に仕上げた。
ABW導入で、ワクワク感に溢れ新たなアイデアが生まれるオフィスに
野原グループ(東京都新宿区)は2024年9月上旬に、新宿本社オフィスの全面リニューアルを実施した。
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