JVCケンウッドのD&I 事実婚・同性婚向けに配偶者制度改定、スーパーフレックスタイムも導入
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年01月30日
JVCケンウッド(神奈川県横浜市)は1月29日、スーパーフレックスタイム制度の導入、事実婚や同性パートナーを配偶者に含める人事施策を開始したと発表した。
超過勤務時間を休日に充当し、週休3日で働くこともできるスーパーフレックス
JVCケンウッドが両制度を改定したのは2024年1月1日から。
スーパーフレックスタイム制度については、年次有給休暇とは別に、個人が任意で休日を取得できる「非労働日」を導入。「非労働日」は、超過勤務時間を使用して設定できるようにし、週休3日で働くことも可能な仕組みとした。
また、従来のフレックスタイム制度で10時から15時までと設定されていたコアタイムを廃止し、フレキシブルタイムの開始時刻を1時間前倒しして6時から勤務可能とし、「新フレキシブルタイム」を6時から22時までとした。
事実婚や同性パートナーも家族手当など適用
社員就業規則などの一部を改定し、社内制度上の配偶者に「会社が認めた事実婚の相手方および同性パートナー」を含めることとし、事実婚および同性のパートナーにも、原則として配偶者と同じ制度(家族手当、結婚休暇、社員慶弔慰規程、育児・介護関連規程など)を適用できるようになった。社外・公的機関がかかわる制度(税法上、社会保険、労働保険など)によっては適用できない場合もある。
D&I推進で、優秀な人材を確保し企業価値向上を目指す
同社は近年、働き方改革とダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を推進する取り組みに注力してきた。
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