はてな、男性の育休取得率100%達成 「TOKYOパパ育業促進企業」ゴールドに登録

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年04月08日
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はてな(京都府京都市)は4月4日、男性の育児休業取得率100%を達成し、東京都の「TOKYOパパ育業促進企業」において2023年度の「ゴールド」に3月6日付けで登録されたと発表した。

東京都、「パパ育業」企業を表彰し、男性の育休取得率向上を目指す

東京都では2022年より、育児休業に「育業」という愛称をつけ、独自の施策を実施している。

「TOKYOパパ育業促進企業」は、都内企業の男性従業員の育休取得率向上を目的に、取得率が高い企業を登録する都独自の制度。対象は都内で事業所を運営する企業で、過去2年度で「男性育休」取得率の平均が50%以上であることや、取り組み報告・次年度目標値などの提出が登録要件となる。

過年度の男性育休取得率に応じて取得できるマークの色が変わるのが特徴。(100%はゴールド・75%以上はシルバー・50%以上はブロンズ)

これまで都内の45事業所(2023年3月25日時点)が「ゴールド」に登録されている。

TOKYOパパ育業促進企業登録マーク(左から、ゴールド、シルバー、ブロンズ)
TOKYOパパ育業促進企業登録マーク(左から、ゴールド、シルバー、ブロンズ)

なお同社の就業規則などの社内規定では、「配偶者」の定義に事実婚および同性パートナーも含まれるため、「パートナーが出産した場合」は性別を問わず育児休業を取得することが可能だ。

政府でも3月12日、仕事と育児や介護の両立に関する改正法案を閣議決定。男性育休取得率を公表する義務の対象を、1000人超の企業から300人超に拡大したところ。取得率の目標値も100人超の企業は公表が義務となる。

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