国交省、中小運送業の低炭素型ディーゼルトラック導入を4台まで支援 1台最大75万円を補助

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年05月31日
ogp20230531tu_1

国土交通省は5月29日、トラック輸送におけるCO2排出削減に向けて、投資余力の少ない中小トラック運送業者を対象に、低炭素型ディーゼルトラックの導入を支援する補助事業の公募を開始した。

低炭素型ディーゼルトラックとは、2015年度燃費基準を、大型車は+5%以上、中型車および小型車は+10%以上達成した車両のこと。具体的には、排出ガス規制識別記号(2PG・2RG・2TG)がある新車新規登録車両を指す。

対象事業者は、必要な書類を申請し審査を通過すると補助金が交付される。

1事業者当たり4台まで、1台当たり最大75万円を補助

対象は、トラック運送の中小事業者と、トラック運送の中小事業者に対し車両をリースする事業者。なお中小事業者の条件は、資本金3億円または従業員数300人以下であること。

申請には以下のような書類の提出が求められる。

  • エコドライブなど燃費改善の取り組み体制構築・運用状況に関する報告書
  • 燃費改善効果およびCO2削減効果計算(当該年度およびその後1年間の報告が必要)

申請台数は、1事業者当たり4台まで。補助対象は以下の車両。

  • 車両総重量3.5トン超の事業用車両(緑ナンバー)
  • 新車で2023年4月3日から2024年1月31日までに新車新規登録された車両
  • 20215年度重量車燃費基準を大型車は+5%以上、中型車および小型車は+10%以上達成した車両

また廃車を伴わなくても補助金申請ができるが、廃車の有無により補助金額は異なる。補助対象車両と補助額は以下の通り。

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • ・組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • ・総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • ・すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

g-soumu-editors-portrait-webp


月刊総務 編集部

パンデミック、働き方の変化、情報技術への対応など、今、総務部門には戦略的な視点が求められています。「月刊総務オンライン」は、そんな総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つ情報の提供を中心にさまざまなサービスを展開するプラットフォームです。


関連記事

  • 「働きがいのある会社」トップ企業のハイブリッドワークの形 戦略総務を実現できるデバイスとは? PR
  • コスト削減だけじゃない! 働き方が変わり、コミュニケーションも生まれる「照明」のすごい効果 PR
  • 災害への備えは平時から。企業の防災担当者を強力にサポートする東京都のサービスとは PR

特別企画、サービス