組織への貢献意識で20歳代と40歳代以上に「年代の壁」 世代間ギャップが浮き彫りに 民間調査

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年12月17日
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スコラ・コンサルト(東京都品川区)は12月16日、役員などを含む全国の社員6,000人以上を対象に実施した「組織に関するアンケート調査」の結果を発表した。コミュニケーションスタイルだけでなく、仕事や組織への貢献意識、失敗を恐れない姿勢といった、価値観における世代間のギャップが浮き彫りになった。調査期間は2024年10月18日~10月22日、11月14日~18日。

仕事・組織への貢献意識やコミュニケーション、失敗を恐れない姿勢に相違

仕事に対する価値観についての質問では、「仕事で関わる人とは自分から積極的にコミュニケーションをとるようにしている」について、20歳代の14.4%が選択したが、これは60歳代(28.0%)の約半分しかいない。「自分の業績だけでなく、所属する組織に貢献しようとしている」という項目では、20歳代は11.4%にとどまり、50歳代(27.4%)と16ポイント、60歳代(32.4%)とは21ポイントの差が開いた。

仕事に対する価値観・若い年代ほど回答が少ない項目(年代別)
仕事に対する価値観・若い年代ほど回答が少ない項目(年代別)(※画像クリックで拡大)

同調査では、若い世代ほど回答が少なくなる項目を、以下の3種類に分類。40歳代~60歳代の価値観と、20歳代・30歳代の若手世代の価値観の違いが「年代の壁」として表れている、と分析している。

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