社員食堂の廃油を使って次世代航空燃料「SAF」製造へ 三菱UFJがサステナブル経営で新戦略

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年03月28日
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三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の連結子会社である三菱UFJ銀行(東京都千代田区)は3月27日、金融業界で初めて、社員食堂の廃食用油を持続可能な航空燃料「SAF(サフ)」の製造に活用する取り組みを開始すると発表した。

全国239拠点の社員食堂で排出される廃食用油をSAF製造に供給

SAFとは「Sustainable Aviation Fuel」の略で、次世代の航空燃料とも呼ばれる。化石燃料と比較して二酸化炭素の排出量を大幅に削減できるのが特徴だ。

今回の取り組みは、日揮ホールディングス(神奈川県横浜市)とレボインターナショナル(京都府京都市)、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(サファイアスカイエナジー、神奈川県横浜市)と共同で実施する。

具体的には、全国239か所ある三菱UFJ銀行の拠点(支店・本部ビルなど)全ての社員食堂で排出される廃食用油(約2万2000リットル)を、レボインターナショナルが収集し、サファイアスカイエナジーに引き渡す。サファイアスカイエナジーは、大阪府堺市で建設中の日本初の国産SAF大規模生産プラントで、廃食用油を原料にSAFを製造する。日揮HDは、SAF製造事業に関するサプライチェーン全体の構築を担う。

金融業界で広がる、SAF製造支援の取り組み

MUFGは、気候変動対応・環境保全への取り組みを経営の最重要課題の一つと位置付け、「サステナビリティ経営」を推進する。2021年5月に公表したカーボンニュートラル宣言では、「2050年までの投融資ポートフォリオにおける温室効果ガス排出量ネットゼロ」という目標を掲げ、さまざまな企業との協業を開始し、その一環として、航空業界の脱炭素化に欠かせないSAFサプライチェーン構築に向けた支援を進めている。

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