パートナーシップ制度導入、グループ全社員でD&I検定受検 DEI推進を加速するユカリア

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年01月11日
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ヘルスケア事業を展開するユカリア(東京都千代田区)は1月9日、事実婚や同性のパートナーなどにも、家族手当や福利厚生などを適用する「パートナーシップ制度」を導入したと発表。全社員が「D&I検定」3級を取得したことも明らかにした。

事実婚や同性のパートナーにも家族手当や福利厚生を適用

事実婚や同性のパートナー、およびその子や親に対し、法律上の配偶者や家族と同様に福利厚生や規程を適用する。1月より導入した同社の「パートナーシップ制度」では、以下が適用される。

休暇関連

特別休暇(結婚休暇、出産・育児介護に関する休暇など)

手当関連

家族手当、住宅手当など

福利厚生関連

慶弔見舞金、福利厚生サービスの利用など

グループ全社員がD&I検定を受検してDEIへの理解を深める

同社ではグループを挙げてDEI(多様性・公平性・包括性)を推進している。2023年6月に、グループ社員により構成されるDEIタスクフォースを設置。「トップコミットメント」の下、「制度・ルール整備」「文化・カルチャー醸成」の両輪で、施策を検討・実施している。さらに12月までにグループ全社員が、現在公開されている「D&I検定3級」を受検。グループ会社の株式会社あいらいふ、および株式会社クラーチを含む社員全206人が取得した。

「D&I検定」は、D&Iに関する包括的な知識・実践の検定制度で、株式会社JobRainbow(東京都渋谷区)が提供。3級では、基礎的なDEIの定義と、インクルーシブなコミュニケーションを取るための基本的なコンセプトやコミュニケーションスキルを習得できる。

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