都築電気、産休・育休取得者の業務をフォローするメンバーに最大40万円を支給 賞与に合わせ

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年05月10日
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都築電気(東京都港区)は5月9日、産休や育児休業を取得した人の業務をフォローする従業員に対し、最大40万円を支給する制度を新設したことを発表した。

フォローする従業員に感謝し、仕事と育児を両立できる風土を醸成

慶弔見舞金規程を5月1日に改正し、新たに「育休等職場応援祝金」を設けた。産休や育休を取得する従業員の業務を引き継いだ同僚に対し、祝金を賞与支給のタイミングと合わせて支給する。産休・育休取得者の業務をフォローする従業員に対して感謝の意を示すとともに、会社全体で出産・育児を祝い、支え合える風土の醸成を目指す。

「育休等職場応援祝金」の金額は以下の通り。業務の代替者が複数いる場合は、下記総額を均等に配分する。

  • 産休・育休取得1か月以上:10万円
  • 産休・育休取得2か月以上:20万円
  • 産休・育休取得12か月以上:40万円

同社は、「仕事と育児を両立しやすい環境整備と、多様な従業員が相互に支え合う風土醸成は、長期的な企業価値向上につながると考え」本決定に至った、としている。

育休の業務代替整備で受け取れる助成金、短時間勤務も対象

仕事と育児の両立支援に取り組む中小企業に対し、政府は1月から「両立支援等助成金」に「育休中等業務代替支援コース」を新設。育児休業や、育児のための短時間勤務を取得する従業員の業務を代替する体制整備のため助成金を支給する。初回から5年以内が対象で、1年度につき合計10人まで。「プラチナくるみん認定」事業主には、加算・割増がある。

「育児休業等支援コース」の支給申請までの流れ
「育児休業等支援コース」の支給申請までの流れ(※画像クリックで拡大)

条件を満たせば加算も、「プラチナくるみん認定」事業主にも加算・割増あり

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