CLINKS、9%だった男性社員の育休取得率が4年で100%に 理解促進など社内環境を整備

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年07月26日
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CLINKS(東京都中央区)は7月25日、2023年度末に男性社員の育児休業取得率100%を達成したと発表した。

アプリ開発やITアウトソーシングを手掛ける同社だが、2019年度に9%だった男性社員の育児休業取得率を管理職への理解促進などの施策を行い、4年で100%を達成した。

管理職への理解促進など、男性育休を「自然」とする環境を整備

同社では、男性が育休を取ることが自然と受け入れられる環境を整備し、男性育休への理解を促進させるため、以下の取り組みを実施した。

管理職への理解促進

社内の管理職向けに男性育休についての情報サイトを作成。手続きの流れや注意点の説明のほか、男性育休の法制度や社会認識に対しての今と昔の違い、会社の義務などについて解説する研修動画を展開し、管理職に時代の変化に合わせた正しい知識を身に付けさせた。

出産祝い、育児支援金の支給

社員が任意で加入する有志会から、出産時に出産祝い金を支給。また、職場に復帰するまでの期間、育児支援金を毎月支給している。

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