朝の10分を使って中途入社式、社内コミュニケーション活性化 組織内「ななめの関係」が生む効果
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年11月13日

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アールナイン(東京都港区)は11月12日、中途入社式を開催したことを発表した。早く社風に慣れることで既存のメンバーと気兼ねなくコミュニケーションを取り、最大限パフォーマンスを発揮してもらうことが狙い。
原則全員参加でハイブリッド開催、転職の緊張と不安を解消
会議などがあるメンバーを除いた全員参加で、リアルとオンラインのハイブリッドで開催した。「社会人経験があっても新しい環境に飛び込む不安は同じ。早くなじめるよう歓迎の気持ちを示したい」という背景から、毎回開いている。
11月1日は、虎ノ門ヒルズステーションタワーに移転後初の中途入社者に対し、朝の10分間を使って、辞令とともに名前が刻まれた入館証ホルダーを渡した。
同社の入社式や内定式では、親睦やチームワーク作りを目的としたイベントを開催。10月4日に実施した内定式では、内定者全員と社員の対抗戦を実施した。
希望する退職者に対しては、コロナ禍で送別会が自粛になったころから「卒業式」を開催。花束とオンライン色紙の贈呈、代表からのメッセージや親しかったメンバーから手紙の読み上げなどを行う。アルムナイ制度も整備し、業務委託など正社員に限らない雇用形態でつながり続けるメンバーもいるという。

中途メンター制度や社員インタビューで社内交流を促進
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