「健康経営」推進へ、オムロンや味の素など148社・団体が連携 参加企業募集
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年07月03日
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オムロン(京都府京都市)や味の素(東京都中央区)など8社は6月30日、「健康経営アライアンス」を設立した。業界を超えて、健康経営の推進や、健康保険組合の財政の健全化などに取り組む。2023年度中に300社の参画を目指す。
すでに業界を超えた148企業・団体が参加
SCSK、キリンホールディングス、島津製作所、JMDC、日本生命保険、三井住友銀行を加えた8社が、代表幹事会社として参画。「社員の健康を通じた日本企業の活性化と健保の持続可能性の実現」というビジョンの下、設立時点で代表幹事を含む148の企業や団体が集結した。
経営層をはじめ、人事・健保実務担当者に向けた勉強会やセミナー開催なども予定されており、会員企業の健保・労務担当者とのコラボヘルス促進をサポートする。
健康経営KPIの設計や健康経営アセスメントの作成などに取り組む
健康経営アライアンスの、主な取り組みは以下の通り。
1.健康経営の評価指標の設計
健康経営の取り組みと成果が適正に評価され、企業価値向上に資する健康経営のKPIを設計する
2.データ分析に基づく健康経営アセスメントの作成
健診・レセプトデータの分析結果や従業員アンケートなどの分析結果を活用し、健康課題の特定と可視化に資する「健康経営アセスメント」の枠組みを検討中
3.各種ソリューションの情報プラットフォームの構築
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