時代に合ったオフィスで若手社員の愛着・貢献意欲が向上 離職とエンゲージメントの相関性を調査
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年06月12日

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アーバンプラン(東京都新宿区)は6月11日、正社員として働く20歳代から30歳代の男女を対象に実施した「離職と会社へのエンゲージメントの相関性」に関する調査結果を公表した。約6割のオフィスワーカーが離職や転職について考える機会が過去より増えていると感じている(「多くなった」(19.0%)、「とても多くなった」(40.7%))とわかった。
約6割のオフィスワーカーのエンゲージメントが低いことが判明
同調査ではまず、「離職者のイメージ」を聞くと、「職場に対する不満が多い」(40.0%)が最も多く4割を占め、「会社への愛着がない」(30.0%)、「会社の人間関係が希薄」(25.0%)などが続いた。
「現在勤務している会社に対して、どの程度のエンゲージメント(愛着・貢献意欲)を感じているか」という質問では、約6割の人のエンゲージメントが低いとわかった(「全く感じない」(16.6%)、「あまり感じない」(43.2%))。
エンゲージメントが低い要因として、以下の回答が挙げられている。
- 給与・待遇(58.6%)
- 人間関係(35.1%)
- 働き方(32.2%)
- オフィス環境・整備(27.4%)
- 人材への投資不足(24.2%)
- キャリア面(16.5%)
- 経営方針(14.0%)

現代の理想的なオフィス環境とは エンゲージメント向上に寄与する施策
「あなたの考えるエンゲージメントの高い会社の理想像」について聞いたところ、上位に挙げられたのは、「給与や待遇の改善」(54.7%)、「柔軟な働き方の導入」(41.4%)、「良い人間関係の構築」(35.7%)、「快適なオフィス環境の整備」(27.6%)などだった。
また、どのようにオフィス環境が改善されれば、会社へのエンゲージメント向上に影響するかを聞くと、項目別で以下のような結果となった。
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