社員旅行や飲み会に代わる選択肢に スポーツでつながりを生む福利厚生施策、福山市で提供開始
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年09月10日

アクセスランキング
一般社団法人ミライゴト(広島県福山市)が事務局を務める「Relay PROJECT MEMBER」は9月8日、企業向け福利厚生サービス「Relay(リレイ)」の提供を11月より開始すると発表した。スポーツなどを通じた社内交流を促進する内容で、福山市内の企業を対象に展開される。
新たな福利厚生施策に 飲み会・社員旅行に代わる社内交流の手段として
Relayは、企業の福利厚生施策の一環としての導入を想定しており、飲み会や社員旅行に代わる新たな社内交流の手段として位置付けられている。参加者は運動レベルに関係なく、フットサル、モルック、アート体験などのプログラムを通じて、部門や世代を超えたコミュニケーションをはかることができる。
また、イベントの企画、会場手配、備品準備、当日の進行までをRelay PROJECT MEMBER側が一括で担う体制としており、担当部署の業務負担を軽減できる点も特徴の一つである。
イベント当日のようすは映像として記録され、希望する企業には編集済みの動画が納品される。採用広報や社内報などへの活用も想定されている。
従業員交流の減少が背景に 地方都市で若者や企業間のつながり創出をめざす
プロジェクトによると、働き方の多様化や価値観の変化により、企業内での非業務的な交流機会が減少していることが、立ち上げの背景にあるという。とくに福山市内では、若年層との接点を持ちにくい中小企業も多く、企業・地域・次世代人材をつなぐ施策としての機能も期待されている。
Relayには、地元スポーツクラブである福山シティFC(サッカー)やびんご福山デニックス(バスケットボール)も協力。イベントでは選手の登壇や参加も予定されており、企業と地域スポーツ団体との連携も視野に入れている。
10月29日に福山市内で企業・メディア向け体験会を開催
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。