育休取得者の同僚へ最大10万円支給 エスエス製薬「BeliEVE Project」の一環で
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年03月28日

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エスエス製薬(東京都新宿区)は3月27日、育児・介護休業法の改正に合わせて4月より、5つの新たな社内制度を導入することを発表。育休取得者がいるチームのメンバーへの手当支給など、社員全体へのサポートを強化する。
必要だと感じている育休取得制度、喜んでサポートできる環境を整備
チーム規模や育休取得期間に応じて、最大10万円を支給する。育休によって、ほかの従業員への負担が増えることを考慮。育休を取得する側の「取りづらい、言いづらい」という気持ちを軽減し、育児と仕事を両立しながら、安心して仕事を続けられる環境を整えた。
また、子育て中の従業員同士のコミュニティを立ち上げて、お互いをサポートできる体制を整える。さらに、キャリア支援メンタリングプログラムや、政府の補助制度を活用したベビーシッタークーポン制度も導入する。毎月1万円のサポートが受けられる家事代行サービス補助は、試験導入を経て、全社員に展開予定。
両立しやすくなった在宅勤務の普及、一方でつながりが希薄になったと感じる人も
新制度導入に向けて、2024年11月に社内アンケートを実施。育児休業の取得については、多くの従業員が必要な制度だと感じる一方で、子供を持つ社員の中には、職場に対する申し訳なさを感じていることが明らかになった。
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