エンゲージメント向上の一環で幹部社員が生理痛を疑似体験 フェムテック企業がワークショップ開催

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年11月11日
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Flora(京都府京都市)は11月7日、女性活躍推進と社員エンゲージメントをテーマの一つとして取り上げたグループ幹部会議に講師として登壇し、生理痛体験ワークショップを実施したことを発表した。

男性幹部を中心とした20人の参加者満足度は100%で、全員が「今後の行動を変えたい」と回答。体験後のディスカッションでは、社内での相談しやすい雰囲気づくりなど、具体的な意見が挙がったという。

7割以上がパフォーマンス低下を体感、参加者全員が今後の行動変容を示唆

ワークショップでは、講義やディスカッション、専用機器を用いた痛みの疑似体験を通じて、女性特有の健康課題への理解を深め、職場における適切なサポートの在り方を学ぶ。セイノーラストワンマイル(東京都中央区)が半期に1度実施する、グループ幹部会議の締めくくりとして実施した。

生理やPMSの基礎知識を共有後、専用機器を用いて痛みを段階的に体感。人によって感じ方が大きく異なることを、身をもって理解する機会となった。体験後のディスカッションでは、家庭での配慮や社内での相談しやすい雰囲気づくりなど、具体的な意見が挙がったという。Floraによるアンケートでは参加者全員が、今後の行動を考え、変えようと思ったと回答している。

ワークショップを通じて、今後の行動を考え、変えようと思いましたか?(N=20)
ワークショップを通じて、今後の行動を考え、変えようと思いましたか?(N=20)(※画像クリックで拡大)

また、参加者の7割以上が、生理痛によるパフォーマンス低下を実感。健康課題が生産性や職場環境に影響を与えることを、肌で感じたとの結果も得られたとしている。

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