個々のニーズに合わせてAIが福利厚生のメニューを提案 広がる「カフェテリアHQ」導入企業

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年05月30日
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HQ(東京都新宿区)は5月29日、NTTデータ・ウィズ(東京都江東区)と業務提携したことを発表した。NTTデータ・ウィズは4月の会社発足時に、カフェテリアプラン(選択型福利厚生)の「カフェテリアHQ」と、開発中の割引クーポン型福利厚生「トクトクHQ」をファーストクライアントとして先行導入していた。

シームレスに複数の福利厚生サービスを活用できるプラットフォームを展開

NTTデータ・ウィズは今回の業務提携を契機に、利用における使用感などをHQにフィードバックし、従業員体験の向上とプロダクトの改善を協同で進める。シームレスに複数の福利厚生サービスを活用できる「次世代型福利厚生統合プラットフォーム」を開発し、企業の人的資本経営を包括的に支援。同社の販売網を生かして、人事領域BPSへのさらなるサービス展開をはかる、としている。

NTTデータ・ウィズは、NTTデータ・マネジメントサービスとNTTデータ・スマートソーシングの2社が統合して設立。統合時に、社員のエンゲージメントウェルビーイング実現のため、不利益変更にならないことを大前提としながら、以下の観点で福利厚生制度の見直しをしていた。

カフェテリアプランの利用率の低さ

人間ドック時のオプション利用を除くと、利用率は約2割と低く、多くの社員が毎年ポイントを残していた。

地域差のないメニュー提供

地方勤務者が使いやすいメニューが不足しており、期待に沿う福利厚生提供になっていなかった。

従来福利厚生メニューの柔軟性と提案の不足

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