健康経営に取り組む先進企業、18社の事例集を公開 各社の課題意識や取り組みが一覧できる
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年03月19日

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健康経営に取り組む企業や業界団体から構成される健康長寿産業連合会(東京都中央区)は3月17日、優れた健康経営に取り組む会員18社の先進事例を「健康経営先進企業事例集2025」として取りまとめて公表した。
また、同連合会と健康経営会議実行委員会は同日、健康寿命延伸産業の創出と拡大を目的に、提言『「健康経営の進化」-2040年の日本の未来に向けて-』を発表した。急激に起こる社会構造変革の中、これからの健康経営においては、「人と社会」、そして「人と働く場」との関係に着目し、人を中心とする新たな「人的資本の変革」を構築する必要があると提言している。
味の素やイトーキなど、先進的な健康経営に取り組む企業18社の事例を紹介
「健康経営先進企業事例集2025」は、健康経営を推進する多くの企業の参考となるように、同会に参画する健康経営を実践する企業18社の健康経営戦略について、目的、課題・目標、施策・実績、成果の一連の流れを紹介している。

企業の主な事例は以下の通り。
定期検診後に面談を実施 味の素(東京都中央区)
健康経営上の課題を従業員のストレス関連疾患と生活習慣改善と捉え、定期検診後にすべての従業員を対象とした面談を実施している。メンタルヘルスケアが必要な従業員に関しては、再就業支援プログラムなどを提供。その結果、エンゲージメントサーベイの健康とウェルビーイングの項目において好意的な回答スコアを高水準で維持している。
「立ち会議」を推奨、社内コミュニケーションも促進 イトーキ(東京都中央区)
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