心理的安全性が高い職場づくりの考え方、総務と人事にギャップ? ハード・ソフト両面から見直しを
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年03月19日

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パーソルファシリティマネジメント(東京都港区)は3月18日、オフィスワーカーの「心理的安全性」を職場のハード・ソフト両面から分析した調査結果を発表した。心理的安全性が高いと考える回答者の職場では、そうでない職場に比べ、コミュニケーションが促進される設備や、作業効率を向上させる環境が整っていることがわかった。また、企業の人事担当は総務に比べ、ワークプレイスが心理的安全性に与える影響を重視しない傾向があることも明らかになった。
心理的安全性が高い職場の特徴とは
「心理的安全性」という言葉を知っている人に対し、心理的安全性が高い職場の特徴について尋ねたところ、以下のような回答が上位となった。
- 考えや意見などを誰とでも素直にいい合える環境であること(67.2%)
- 上司や先輩が優しく、叱責が少ない(46.1%)
- 休みが多い/休みが取りやすい(42.2%)
- 残業が少ない(35.7%)
- リモートワークや出退勤の時間が自由に選べる(34.6%)

また、「あなたのお勤め先は自分の考えや意見などを誰とでも素直に言い合える環境であると思いますか?」という質問に対し、「そう思う」「ややそう思う」の合計は62.3%となり、「あまりそう思わない」「そう思わない」の合計(34.0%)を上回った。
心理的安全性の高い職場はワークプレイスも充実? 総務と人事でギャップも
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