働き盛り世代の約半数が「自己肯定感が低い」と回答 他者との比較、失敗・ミスがきっかけか
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年08月21日

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新生技術開発研究所(福岡県福岡市)は8月20日、全国の20歳代から60歳代の男女に「自己肯定感分析」に関する調査を実施した。特に働き盛り世代で自己肯定感が低下する問題について、「他者との比較」や「失敗・ミス」が要因となっていると同社は分析している。
約51%が「自己肯定感が低い」と回答 他者との比較が最大の要因か
まず調査では、「自分は自己肯定感が高いほうだと感じるか」と聞いたところ、最多の答えは「やや低い」(26.4%)、次に「とても低い」(24.5%)が続き、この2つを合計すると自己肯定感が低いと感じている人は過半数の50.9%に上ることがわかった。
一方で、「普通」と答えた人は23.6%。「とても高い」人は2.8%とわずかだが、「やや高い」(22.6%)と合わせると、自己肯定感が高い人は、25.4%存在する。
また、「どのようなときに自己肯定感が下がると感じるか」という質問に対する答えは以下の通りとなった。
- 「失敗やミスをして周囲に迷惑を掛けたとき」82人
- 「他人と比較されて劣っていると感じたとき」51人
- 「上司や先輩に否定的なことを言われたとき」49人
- 「自分だけが取り残されているように感じたとき」49人
- 「期待に応えられなかったとき」48人
- 「自分の期待や考えを理解してもらえないとき」32人
- 「身体的な見た目について指摘されたとき」27人
- 「SNSで他人の充実した投稿を見たとき」20人
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